先日、約1年ぶりにリウマチの施術に来た方がいました。
前回来たときは妊娠3ヶ月。
妊娠中は痛みも軽減していたけど、産後痛みが強くなってきたとのことでした。
来院した際の歩き方を見ると、膝をほぼ曲げずに歩いている。
膝を曲げないで歩こうとすると、両足を外側から回してこないと歩けません。
1年前に来院した際はそこまでひどくはなかったはずなのに、膝の関節が壊れてしまったのかと思うくらいです。
(たしかに若干の破壊はすでにありましたが)
しかし椅子に座ると膝は曲げられる。
ということは・・・?
病院では大腿四頭筋(太ももの表側の筋肉です)を鍛えなさいと言われたそうです。
たしかに歩くために必要ではありますが、膝をしっかり曲げながら足を引き上げるのは「腸腰筋」という筋肉です。
こちらが衰えたり柔軟性がなくなってしまうと大きく姿勢が崩れ、足を引き上げることが出来なくなります。
高齢者で腰が曲がってしまってしまうのはこれが原因です。
もしあなたの状態が、「膝は曲げられるのに歩き方がちょっとおかしい」ということなら、ぜひこの腸腰筋を鍛えるトレーニングをしてください。
ネットで「腸腰筋 トレーニング」と検索すれば、「椅子に座ってやるもの」「寝転がってやるもの」「立位でのもの」など、いろいろ出てきます。
ご自身の状態に合わせて出来るものにトライしてください。
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