ヨクイニン(ハトムギ)がリウマチに?って思いますよね。
ヨクイニン(ハトムギ)って聞くと、イボ取りや美肌効果を想像される方が多いです。
たしかに、漢方薬として、昔からイボ取りや美肌に効果的と言われていますが、
そもそもなぜイボに対してヨクイニン(ハトムギ)が良いんでしょう?
ヨクイニン(ハトムギ)には、体内の水分の代謝を良くする効果があるため、
新陳代謝が活発になり、皮膚(肌)トラブルに有効なんです。
ではなぜそれがリウマチに?
リウマチの痛みは関節に溜まった水分のせい
東洋医学では、リウマチは「痺症」に属しており、
「痺」は通じていないという意味。
通りが悪くなっていることが原因の症状ということです。
リウマチ、関節が腫れますよね。
これが痛みの原因です。
腫れがなくても痛いとか、関節の破壊があって痛いとかもありますが、
これはまた別の機会に話します。
たとえば、この関節の腫れ。
いろいろな要因で増減しますよね。
一番顕著に出るのが、気圧の変化や動かしすぎ。
低気圧が近づいてくる → 腫れて痛くなる。
動かしすぎた → 翌日腫れて痛くなる。
これ、よく分かると思います。
その逆で、腫れが引くと痛みも軽減しませんか?
高気圧で安定している → 腫れもなく痛みが少ない
お風呂に入ってるとき → 腫れが引いて痛みが軽減
そうですよね。
「毎日気圧が安定してていい天気ならな~」
私も妻のリウマチがひどいとき思ってました。
それからお風呂。
水圧がかかってますよね。
これって高気圧の状態みたいなものです。
当然温まってるから楽っていうのもありますけどね。
でも、天気はコントロールできないし、
お風呂だってずっと入ってるわけにはいかないです。
自分でこの腫れをなんとかしていかなくてはいけないわけで、
それには、体の水分の代謝を上げていくしかないんです。
水はけの良い体作り
リウマチは痺症(通りが悪い)という話をしました。
それで痛むのだったら、通りを良くする必要があります。
水分代謝を良くする。
それもリウマチの痛みをなくしていき、
本当にリウマチを良くしていくために必要なことです。
そこで行き着いたのが、ヨクイニン(ハトムギ)だったんです。
ヨクイニン(ハトムギ)には他にも良い作用があって、
カゼなどのウィルス感染の治療にも効果を発揮しています。
咳などを鎮める効果もあり、特にカゼの引き始めなどには抜群です。
リウマチで免疫低下していると、カゼ引きやすいですよね。
そして長引く・・・。
下手したら肺炎にまで及んでしまうケースもあります。
そのリスクを下げるヨクイニン(ハトムギ)。
リウマチを良くしていくには欠かせない素材です。
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