盲点っていうわけじゃないんですが、
リウマチで「あごが痛い」「口が開けにくい」という方多いです。
リウマチでもそうじゃない方でも、このあごや口の症状が出ている場合、
ほとんどの方が首に大きな原因があることが多いです。
あごの痛みの原因は?
首でも、胸鎖乳突筋という筋肉がかなり影響を及ぼします。
胸鎖乳突筋は、耳の後ろから鎖骨にかけてついている筋肉です。
「イーっ!」ってやると固くなるところです。
ただでさえ、頭は5~6キロと重いのに、
リウマチの痛みから猫背になり頭が前に出てしまうと、
首全体にものすごい負荷がかかります。
もちろん、この胸鎖乳突筋にも。
他にも、手の痛みなどをかばった動きをすることで、
左右の胸鎖乳突筋のバランスが崩れることもあります。
で、「あごが痛い」「口が開けにくい」ということになります。
なので、この症状に対しては、胸鎖乳突筋をゆるめてあげることが大切。
あごの痛みは首をゆるめる
耳の後ろから鎖骨にかけて手でさすってあげればいいんですが、
これが難しいのがリウマチ。
通常、こう考えませんか?
でも・・・。
そうなんです。
手首や肘が痛んでいたり、関節の可動域が狭くなっていると、
これが出来ない。
ならば、こうすればいいんです。
反対側の手でさすってあげればいいんです。
これなら写真にあるとおり、手首はほとんど曲げなくていいし、
肘も無茶な角度で曲げなくてすみます。
耳の後ろから鎖骨まで、少しずつ場所を変えながらさすってください。
この胸鎖乳突筋ですが、自律神経とも大きく関係しているので、
ここをゆるめてあげると、リラックス効果も高いので、
寝る前なんかにやっても効果大です。
首なので、くれぐれも強く押さないようにしてくださいね。
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