リウマチの症状というと、手や足の関節が主ですが、
首の痛みを訴える方も非常に多くいます。
リウマチなのに、なんで首が痛くなるの?
他の関節のように、首(頚椎)周辺にも炎症が起きて痛くなるというより、
痛みをかばって姿勢が悪くなり、首の角度が悪くなってしまっているせいで痛くなることが多いです。
それなら変形とか関係ないから仕方ない、では済みません。
リウマチの診察に行くと、首にカラーしている患者さん見たことありますよね。
ひょっとしたらすでにご自身がカラー着けている方もいるかもしれませんが。
これ、環軸椎亜脱臼(頚椎の1番と2番が亜脱臼をおこす)してしまっているか、
その恐れのある方が多いです。
では、これを予防しつつ首の痛みを解消していくためにはどうしたらいいのか?
首の角度をしっかりつける事が最重要
人間の背骨というのは、自然なS字の湾曲があります。
腰で前に、背中で後ろに、首で前に、それぞれカーブしています。
首の湾曲が無い人に首の痛みや動きが悪い人が多いです。
ということで、この首のカーブをつけていきましょう。
1.タオルを写真のように首にかけます
ちょうど髪の生え際あたりでいいです。
2.タオルの端を持ったまま、ゆっくり上を向いていきます
このとき、タオルがたるまないようにしてください。
3.痛くない範囲で上を向きます
4.ゆっくり元の位置に戻します。
これを3~5回くらい繰り返します。
この動きをしていくことで首のカーブが復活していき、
首への負担が軽くなるので、痛みが軽減し動きもなめらかになっていきます。
こんな少しのことですけど、ものすごく効果的なのでぜひ続けてやってください。
【注意】
すでに頚椎の手術をしている方や、亜脱臼気味の方などは絶対に無理をせず、
必ず医師に相談した上でやってください。
間もなく締め切りになります「リウマチ自己療法講座」では、
このような簡単だけど効果バツグンの自己療法が満載です。
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